Staff Blog

Staff Blog

ブログ

【後悔しない契約前の心得】
「聞いてないよ!」を防ぐために、最低限確認すべき5つの項目とは?

【後悔しない契約前の心得】
「聞いてないよ!」を防ぐために、最低限確認すべき5つの項目とは?

いつもブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。
山口市の工務店、家咲~IESAKU~の古田です。

「見積もり通りに進むと思っていたのに、契約した後にどんどん金額が上がってしまった……」。
日々、多くの方のご相談に乗っていると、こうした「後悔の声」を耳にすることが本当に多いと感じます。

せっかくの楽しい家づくりが、お金の不安で曇ってしまうのは、私たちも同じように胸が痛みます。

家事や仕事に追われる日常の中で、膨大な項目がある家づくりのお金をすべて完璧に把握するのは並大抵のことではありません。

だからこそ、私たちは建築のプロとして、これまでの経験から「ここだけは絶対に外せない」という最低限のポイントを厳選しました。

この記事を読んで、ご夫婦で後悔しないための「守りの知識」をぜひ味方につけてください。

設計担当者と施主が図面を見ながら打合せをしている様子。契約前にプラン内容を確認している場面。

この記事でお伝えしたいこと

●「見積もりに入っているはず」という思い込みが招くトラブルの正体
● 契約した後に「これ、別料金です」と言われやすい要注意ポイント
● カーテンや照明の「予算取り」で、後から足が出ないようにするコツ
● 性能や品質を落とさずに、予算内で満足度を最大にする考え方
● 安心して「家づくりが楽しい!」と言えるための、お金の整理術

契約後の「想定外」を最小限にするために

マイホーム計画を進める中で、一番怖いのは「最終的にいくらになるか分からない」という状態ではないでしょうか。特に山口市周辺で家づくりを検討されているご夫婦からは、「予算内で収まるか不安」という声をよくいただきます。

家づくりには数百という工程があり、細かな仕様をすべて契約前に決めるのは現実的ではありません。だからこそ、金額のインパクトが大きく、後から「聞いてないよ!」になりやすい部分に絞って、プロの視点で事前にリスクを隠さずお伝えしておくことが大切だと考えています。

契約前に最低限チェックすべき5つの項目

私たちが現場や打ち合わせで見てきた「つまずきポイント」をもとに、最低限確認すべき5つの視点をまとめました。

1. 「建物以外にかかる工事費」の割合を知る

建築予定地で測量機器を使い位置や高さを確認している様子。注文住宅の着工前に行う重要な工程。

建物の価格(本体工事費)以外にかかるのが「付帯工事費」です。

解体、水道の引き込み、土留め工事などがこれにあたります。 一般的に、付帯工事費は建築費全体の約20%を占めると言われています。

例えば総額3,000万円の場合、約600万円が目安です。土地の状況で変動が大きいため、地元の山口市や防府市の土地勘があるスタッフに現地を見てもらい、可能な限り実態に近い数字を反映させることが重要です。

2. 地盤改良の「もしも」の予算を確保する

地盤調査は契約後に行われることが多く、判定次第では大きな出費になります。

30坪程度の住宅の場合、費用の目安は以下の通りです。

● 表層改良工法:20万〜50万円
● 柱状改良工法:40万〜100万円
● 鋼管杭工法:60万〜200万円

注文住宅の基礎工事に伴う地盤改良の様子。重機で地面を掘削し、基礎前の重要工程を確認している現場風景。

山口市周辺は瀬戸内海沿岸部に位置し、軟弱地盤や液状化リスクのある地域も存在します。地盤の状態は調査してみないと分からないため、100万円程度の予備費を確保しておくと安心です。

3. お庭や駐車場の計画を後回しにしない

「外構は後で」と考えるのは失敗の典型です。

駐車場のコンクリート、最低限のフェンス、アプローチだけでも最低100万円程度は見込んでおくべきです。内容によっては200万円を超えることもあります。

最初から現実的な外構費用を見積もりに組み込んでおくことが、予算オーバーを防ぐ鉄則です。

シンプルな箱型デザインの注文住宅の外観。ダークグレーの外壁と木目の玄関が印象的な住まい。

4. 照明・カーテンの「予算取り」の目安を把握する

家咲では照明やカーテンを「予算取り(あらかじめ一定額を計上しておく方法)」としています。

一般的な2階建て住宅の場合、照明とカーテンを合わせて50万〜100万円程度が標準的な目安です。

内訳としては、照明で20万〜50万円、カーテンで30万〜40万円程度を見込んでおくと安心です。

照明の種類や窓の数によって金額は大きく変動するため、「この予算でどんな暮らしが実現できるか」を担当者と早めにすり合わせ、具体的なプランで見積もりを取ることをお勧めします。

キッチンからリビングダイニングを見渡す注文住宅の内観。ペンダントライトと木の質感が調和した落ち着きある空間。

5. コンセント増設の「単価」を事前に聞く

図面ができてから必ず出るのが「ここにコンセントが欲しい」という要望です。

標準で何個まで設置できるのか、個数を超えた場合に1箇所あたりいくら追加になるのかを確認しましょう。新築時、石膏ボードを貼る前であれば、1箇所5,000円〜10,000円程度で追加できるのが一般的です。

この単価を把握しておくだけでも、打合せ中の安心感が全く変わります。

白を基調とした清潔感のある対面キッチンと、温かみのある木のダイニングテーブル。契約前に生活動線を確認するための内観イメージ。

理想を叶えつつ予算を守る「家咲の仕組み」

契約後の追加を減らすには、事前の「標準の質」が非常に重要です。家咲では、後から性能不足や施工ミスで余計な費用をかけなくて済むよう、目に見えない部分を最初から高い基準で整えています。

住んでからの「想定外」を防ぐ家咲のこだわり

目先の金額だけでなく、住み始めてからのメンテナンス費用や光熱費を抑えることも、広い意味での「追加費用を抑える」大切な要素です。

● 「隠れた不備」を許さない第三者検査の導入
 家咲では自社検査に加え、第三者機関(株)家守りによる厳格な品質検査を全棟で実施。外部の厳しい目 を入れることで、手直しによる無駄なコストや将来の不具合リスクを未然に防ぎます。

● 修繕リスクを抑える「長持ちする素材選び」
 屋根にはガルバリウム(30年以上の耐久性が期待できる素材)、外壁には耐久性の高いサイディングや塗り壁を採用。10年後、20年後のメンテナンス費用まで見据えたご提案を標準としています。

● 将来の暮らしの変化を見越した設計
 お子様の成長に合わせて間取りを変えられる「可変型プラン」を得意としています。ライフステージが変わるたびに大規模な改修工事をしなくて済むよう、将来のコストまで設計に織り込んでいます。

足場の上で外壁の透湿防水シートを計測・点検する施工スタッフ。契約通りの品質を担保するための現場確認の様子。

賢い予算配分のステップ

限られた予算をどこに充てるか。
家咲では、建築のプロとしての経験に基づき、以下のような優先順位をおすすめしています。

1.「家族を守る部分」を最優先に

耐震性や断熱性など、後から変えることが難しく、家族の安全・健康に直結する性能に予算をしっかり確保します。ここは家づくりの土台となる、削ってはいけない部分です。

2.毎日使う場所の使い勝手を確保

キッチンや洗面台など、毎日触れる場所は「掃除のしやすさ」を基準に選びます。家咲の標準仕様は、私たちがプロの視点で「掃除のしやすさ」を基準に選んでいるので、そのままでも十分満足いただけるはずです。

3.こだわりのポイントを絞る

「リビングのこの壁だけはこだわりたい」といった“見せ場”にオプションで予算を足す。照明やカーテンも、この段階で「どこに力を入れるか」を決めると、満足度と予算のバランスが自然と整います。

石積みの壁面と木格子の意匠が美しいリビング。契約前に内装デザインの細かな仕様を確認し、後悔を防ぐためのイメージ。

ご夫婦だけで悩まず、情報を整理してみませんか?

家づくりにかかるお金の話は、どうしても複雑で分かりにくいものです。
ネットで調べれば調べるほど、何が正解か分からなくなってしまうこともあるかもしれません。

そんな時は、一度プロの視点を借りて情報を整理してみるのも一つの手です。

家咲では、家づくり勉強会や資金セミナーを通じて、見積もりの正しい見方や、山口市でのリアルな相場感をお伝えしています。

私たちの役割は、どちらか一方に正解を教えることではなく、ご夫婦が「これなら二人で納得して進められる」という判断基準を持てるよう、お手伝いをすることだと思っています。

無理な勧誘は一切ありません。「何を確認すればいいか分からない」という状態でも大丈夫です。

まずは今感じている不安を言葉にするだけでも、プロの経験を借りて整理すれば、これからの進め方がクリアに見えてくるはずです。

木の温もりを感じる空間でおままごとをするお子様と、優しく見守るスタッフ。契約前の相談に集中できるよう配慮されたサポート体制のイメージ。

こだわりの詰まったお家だからこそ、完成した後も末永く大切にしていただきたい。そんな想いで私たちは家づくりに取り組んでいます。

家咲の施工エリアについて

家咲では、山口市、防府市、宇部市、美祢市、萩市などを中心に、事務所から車で1時間圏内を主な施工エリアとしております。

エリアを絞ることで、万が一の際も迅速に対応できる体制を整え、「建てて終わり」ではない、一生涯のパートナーとして住まいの成長を一緒に見守ってまいります。

<上記エリア以外につきましては、弊社担当までご確認ください>