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耐震強度の重要性について ~2008年に起きた注文住宅529棟の強度不足問題~
2021.06.17
みなさん、こんにちは。
衝撃的な見出しのニュースはかれこれ10年以上前の出来事になります。
建売住宅ではなく、注文住宅による強度不足のニュースは一時業界を騒がせました。
一方、建売住宅については、とある耐震偽装事件以降も強度不足の問題が続いたため、建築基準法は改正されました。
しかしながら、肝心の4号建築物(木造2階建て以下で500㎡以下のもの)については、業界の強い反発により何も変化しなかったそうです。
つまり、依然として耐震偽装は可能な状況にあります。
4号建築物は構造計算しなくてもよく、確認申請においても構造に関する審査はないのです。
また、耐震基準をギリギリ満たしていても、木造軸組工法で外壁に構造用合板やダイライトも打ち付けていないような作り(外壁が防水シートとサイディングだけのもの)では、大地震時に1階部分が平行四辺形にひしゃげて倒壊しやすくなるそうです。
耐震性の問題は、日常生活においても風で家が揺れる、歩くと家が揺れるなどの問題を生じさせます。
このような状態が続くと、家が保障の切れるおよそ10年後には構造体がガタガタになって、傾斜・雨漏り・隙間風などの問題を生じさせます。
さらに雨漏りが生じると、シロアリなどの新たな問題が生じてしまいます。
弊社は構造計算を行っており、自社の設計において耐震等級3の住宅をご提供できる技術力とシステムを確立しております。
日本は地震大国。
この機会に、耐震性にスポットライトを当てた家選び、家づくりをご検討されてはいかがでしょうか。(ㆁᴗㆁ✿)♪