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新築後の家具家電、購入費用の目安は?

新築一戸建てを購入し、いざ引っ越し!
・・・そのとき、皆さん備品の購入はどうされますか?

「家具もインテリアも統一感のあるものにしたいし・・・」
「家電も昔買ったものばかりだから、この機会にいっそ新しく買い替えるか!」

新しくてきれいな家に、新しい家具や家電、余裕があればもちろんそうしたいと思うのが当然でしょう。

しかし「余裕」とはどのくらいの金額を指すのでしょうか?
いくら用意できれば、家電等を新調する「余裕」になるのでしょうか。

一般的には、多少控えめに見積もっても150万円~200万円近くかかるようです。

・・・合計190万2000円

先ほどの150~200万円という金額を聞いて、驚かれますか?

でも、実はこの金額、「引っ越し時にかかる費用の平均値」なんです。

さらに照明やテーブルセット、ソファー、物置小屋などいろいろ含めると300万円以上かかる場合もあるそうです。

住宅ローンがあるのに、家電などをカード払いで購入したり、とっておいた現金の預貯金を取り崩したり、また別にローンを組んでしまっては家計がかなり厳しくなるのではないでしょうか。

いろいろな価値観の方、懐具合の方がいらっしゃると思いますが、リビング以外のカーテンがすべてちぐはぐで家具に統一性がなくても新調する費用がないからしょうがない、というケースもあります。

子どもが生まれて子育てが始まってからの引っ越しとなると、
保育園代、学費や習い事、車の買い替え、冠婚葬祭、被服費、誕生日などのイベント代、学資保険・・・
数えるとキリがないほどの出費に追われる生活になります。

産後休暇や育児休暇中ともなると、収入そのものが減ってしまうという事態にもなっているはずです。

一度に購入するのは危険?

昔はオーバーローンといって、家具などの購入費用もローンに入れて融通してもらったり、
バブルの時代は車まで新車で買い替える人も少なくなかったり・・・

そして、バブル崩壊後の1990年代前半から自己破産者が増え、2003年にピークを迎えました。

その後は少しずつ減っていますが、自己破産の原因の割合として、

・住宅ローンが払えなくなった・・・4%
・生活用品の購入・・・・・・・・・3.6%
・教育資金・・・・・・・・・・・・3%
・給料の減少・・・・・・・・・・・4.7%
・失業、転職・・・・・・・・・・・6%

など、誰にでも起こりうるような原因で自己破産に陥ったケースがあるのです。

現在は10戸のうち1~3戸は手放さざるを得なくなるような、厳しい時代です。

しかも、住宅を購入するには、建物以外の費用も200万円前後かかります。

購入した次の日には、固定資産税など税金の支払いもあります。

新築後、手元に残った貯金でこれらすべてのお金がすべて賄える方は家具・家電等を一度に購入しても大丈夫だと思います。

そうでない場合は、引っ越しした後で予算を立てて、少しずつ買いそろえていく方が多いようです。

一般的な話をすると、貯金が150万円ないとイレギュラーな出費に耐えられず、
貯金が500万円ないと、教育ローン、マイカーローンなど新たなローンを組むケースが多いそうです。

手元に預貯金のある方も、上記の金額を参考にして優先順位の高いものから買い物していくのがよいのではないでしょうか?

まとめ

新築時の家具や家電は、新築前から予算を立て計画的に購入していきましょう。

お子さんにかかる教育資金、夫婦共働きできなくなった場合など、
様々なケースを想定して購入したいものに優先順位をつけましょう。(ㆁᴗㆁ✿)♪