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ブログと施工事例
平屋に広い土地は必要ない?
2021.03.16
家が建っていない土地だけを見ると、
自分が持っていたイメージよりも遥かに小さく感じてしまったことはありませんか?
そう感じてしまったことにより、
自分たちは2階建てしか建てることができない・・・と決めつけたり、
平屋が建てたい方などはもっと広い土地を探そうとしてしまっていませんか?
しかし、実際に土地を合わせて設計してみると
狭い狭いと思い込んでいた土地にもあなたがイメージしているよりも
遥かに大きな家を建てることができますし、思った以上に土地に余白ができたりします。
例えば、平屋を建てようと思ったときに多くの方が最低でも80坪は必要で、
できれば100坪は欲しいかな?とお考えになります。
あなたが思っているのと同じようなコトを土地のプロである不動産屋さんからも言われ、
さらに建築のプロである住宅会社の方からにも言われたとしたら
確実にそのように思い込んでしまいますよね?
しかし、実際には、50坪という広さがあれば平屋を建てることができ、
土地の条件によっては40坪代の土地でも十分平屋を建てることができます。
もし、あなたが住みたいと思うエリアに50坪の土地があったとします。
その地域では、1階だけで土地の広さの60%までつくっていいと
建築基準法で決まっているとします。
となると、その土地には、最大で30坪という広さの平屋を建てることができます。
それを前提として、あとは車を止めるスペースがどれだけ必要になるのか?
ということと、その土地が持つ条件を考慮しながら間取りを考えていきます。
あなたが停める必要がある車が2台でいいのだとしたら、2台分の駐車場だけ確保。
必要な車の台数が3台だとしたら3台分の駐車場だけ確保し、
30坪という面積を超えない範囲で残りの全てを家に使えばいいということです。
実に多くの方が更地の土地を見たとき、
どうしても狭く小さく感じてしまうことから当たり前のように2階建てありきで
家を考えようとしてしまいます。
そしてもっともっと広い土地を求めようとしてしまいますが、
現実は全くそんなことを考える必要はありません。
土地に不必要な余白をたくさんつくってしまえば、その工事費用が余分にかかったり、
後々、その維持管理に四苦八苦してしまうことになるだけです。
無駄に広い土地を買ってしまえば、工事費用や維持管理だけではなく
生涯払い続ける固定資産税をも余分に支払わなければなりません。
ですから、土地を決める時には自分たちだけで決めるのではなく
住宅会社に見てもらいそこで建てられる家を知った上で
土地を決めるようにしましょう!(ㆁᴗㆁ✿)♪