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住宅火災を防ごう!

空気が乾燥する冬場は火災の起こりやすい季節

・・・なんて聞いたことはありませんか?

空気が乾燥するということは空気中に水分が少なく、
一度ついた火が消えにくくなっているんです。

そのうえ、空気だけでなく住宅に使われている木材などからも
水分が失われており、とても火がつきやすい状態になっています。

と、いうことは?

何かの小さな火種さえあれば、そのまま火災になってしまいやすいのです!

毎年、住宅火災によって約1,000人の方が亡くなっています。

大切なマイホームだけでなく、家族の命をも奪う恐ろしい火災。

火災の発生や逃げ遅れを防ぐために消防庁は【いのちを守る7つのポイント】
防火対策として呼びかけているのでご紹介します。

3つの習慣

火災の発生を防ぐために3つの習慣を守りましょう。

・寝たばこは絶対しない
・ストーブの近くに燃えやすいものを置かない
・コンロに火をつけたまま傍から離れない

4つの対策

万が一に火災が発生しても、被害を抑え人命を守るために、日ごろから4つの対策をとりましょう。

・逃げ遅れを防ぐために「住宅用火災警報器」を設置する
・寝具やカーテンなどは防炎品を使用する
・火災を小さいうちに消すために、住宅用消火器などを設置する
・日ごろから隣近所との協力体制をつくる

消防庁の調べによると、平成30年度に建物火災で死亡した人のうち、約9割が住宅火災によるものでした。

そして住宅火災で死亡した要因として最も多いのが「逃げ遅れ」全体の6割を占めています。

「逃げ遅れ」の死亡の要因は、主に深夜の就寝時間帯に火災の発生に気づかず招いてしまった惨事、と考えられます。少しでも早く火災の発生に気付くことが出来れば救われた命だったかもしれません。

特に、火災の恐ろしさは煙にあります。煙により、呼吸を妨げられるだけでなく、視界を奪われてしまい、結果避難することが困難になってしまいます。つまり、火災から命を守るには、初期段階の発見により避難する時間を少しでも多く作ることが重要です。

このような背景から、住宅火災発生時の「逃げ遅れ」を防止するため、すべての住宅について住宅用火災警報器の設置が全国で義務付けられました。

一酸化炭素中毒とは

火災による死因で多いのは、やけどと一酸化炭素中毒・窒息です。

一酸化炭素は、火災によって生じる煙に含まれています。3~4分吸い込むと昏睡状態に陥るので非常に危険です。たとえ火元から離れた場所にいても、火災発生に気付くのが遅れると、逃げ遅れて煙に巻かれ、死に至るケースも少なくありません。このことからも、住宅用火災警報器の設置により、火災の発生をいち早くキャッチすることが重要です。

住宅用火災警報器はどこに設置するの?

住宅用火災警報器を設置する部屋は、各市町村の火災予防条例で定められた場所に取り付ける必要があります。ただし、全国共通で、寝および寝室がある階(寝室が避難階となる階にある場合は除く)の階段には、原則として煙式を設置しなくてはなりません。なお、浴室、トイレ、洗面所、納戸などは義務化の対象外です。

・寝室・・・すべての寝室が対象(子供部屋などでも、就寝に使用する部屋は設置)
・階段・・・寝室がある階の階段(避難階を除く)

ちなみに、山口市では「すべての寝室と、1階以外に寝室がある場合は、階段にも設置が必要です。」となっています(ㆁᴗㆁ)♪