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家づくりにおける暖色と寒色

お家づくりにおいて悩むことは沢山ありますが、今回は色について考えたいと思います。

ざっくりと・・・
オレンジや赤系は暖かく、青や紺は冷たいというイメージがあると思います。
色にはそれぞれ特徴があり、私たちの心理や行動に様々な影響を与えています。
家づくりにおいて、色がどのような影響を与えるのか知っておくことはとても重要です。

色彩の区分

色は大きく分けると、

赤、橙、黄などの暖かそうな「暖色」

青緑、青、青紫などの冷たそうな「寒色」

黄緑、緑、紫などの「中性色」

白、黒、グレーからなる「無彩色」

の4つに分けることができます。

ココからさらに分類されるのですが、今回はざっくりと
暖色と寒色についてポイントを押さえていきたいと思います。

「暖色」は交感神経に作用し、興奮させる色です。
元気で楽しそうなイメージを与えます。
アクセントにビタミンカラーと呼ばれる暖色を入れることで、
温かみあふれる空間に変わります。
また、進出色・膨張色とも言われ、広がって大きく見えたり近くにいるように感じます。

膨張色で狭い印象を与えますので、狭い部屋には適していません。
また、興奮作用がある色なので寝室や勉強部屋には不向きです。

「寒色」は副交感神経に作用し、鎮静色とも言われ、
リラックス効果があり静寂や涼しいイメージを与えます。

後退色とも言われ、後ろに下がって奥行があるように感じます。
狭い空間の壁に用いると、壁が奥にあるような錯覚を起こし実際よりも広く感じる効果があります。
精神を落ち着かせる効果があるので、寝室や勉強部屋にオススメです。
また、食欲を抑制する色なのでダイニングには不向きです。

時間の感覚も色に影響されます。
暖色系では長く、寒色系では短く
経過時間の感覚に差があるといわれています。

体感温度では暖色と寒色では2~3度も違うと言われています。

思っている以上に色は私たちの体に様々な影響を与えているのですね。

この色の特性を知り、適した場所に配色することでより過ごしやすい空間をつくることが可能です。

家咲の白い珊瑚の塗り壁にアクセントクロスを足すことにより、白い壁とのコントラストも楽しめますよ。

赤や青といっても数多あります。
柄や組み合わせによって何万通りにもなります。
知識、経験が豊富なスタッフがご相談に乗ります!

お気に入りの色を見つけて素敵な空間をつくりましょう(ㆁᴗㆁ)♪