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来客が多い家で気を付けておきたい3つの事
2020.05.22
「お客さんが来ることが多いのですが、家の間取りで何か気を付けておいた方がいいことは何かありますか?」
確かに、お客さんやお友達がよく遊びに来たり、定期的に親族が集まる場合もありますよね。
そこで今回は、来客が多い家を作るときに意識しておきたいことを3つご紹介したいと思います。
玄関近くのコート掛け
お客さんが多い家で意外に気になるのが、上着をどこに置くのかということです。
コートやジャンパーなどの上着を着ることが多い冬はもちろん、春や秋も肌寒い日は上着を羽織ることが多いですよね。
でも、家の中まで上着をずっと着ているという人はほとんどいません。
そのため、上着はどこかで脱ぐ必要があります。
上着を脱ぐときに重宝するのが、上着をかけておけるコート掛けです。
特に、上着を掛けられる場所が玄関の近くにあると、家に入ってもすぐに上着を脱ぐことが出来ますし、上着についた花粉などもリビングまで持ち込まなくて済むのでとても重宝します。
コート掛ける作る場合のポイントは、玄関から直接見えない場所にコート掛け専用の収納を作るのがポイントです。
さらには、上着の下に大きな荷物やカバンも一緒に置けるとさらに良いですね。
もちろん、来客がいないときは家族のコート掛けとして使うこともできます。
一方、コート掛けがない場合はどうなるでしょうか?
コート掛けがないと部屋の中に上着を置くことになり、お客さんの人数が多いといたるところに上着が置かれることになりますし、部屋をきれいにしていても上着がたくさんあることで部屋も散らかっているように見えてしまいます。
そのため、専用のコート掛けを作れない場合でも、リビングの入り口などお客さんが使いやすい位置にコート掛けを置けるようにしておきたいですね。
お客さんが手軽に使える手洗い
お客さんが多い家であると便利なのが、洗面所とは別の手洗いです。
トイレに立ったら必ず手を洗いますし、何かを食べるときなんかにも手洗いがあるととても便利です。
手洗いを設ける場所としては、玄関からリビングへ行く間や、トイレの近くに手洗いをつけられるとベストですが、どうしても手洗いを付けられる場所がない場合はトイレの中に手洗いをつけるという方法もあります。
来客が多いと、さすがにトイレのタンクでしか手を洗えないのはちょっとストレスに感じてしまうこともあります。
また、手洗いを設ける場合は、既製品の手洗いセットをつけるのではなく、造作で手洗いを作ると雰囲気が出るようになります。
手洗いくらいだと、既製品と造作でそこまで大きな金額の差は出ないので、造作の手洗いも選択肢に入れておきたいですよね。
その他、洗面所を通ってトイレに行く間取りになる場合もあります。
その場合、洗面所はできるだけ収納を多くするなど生活感が溢れないように。
また、洗面も既製品の洗面台というよりも、できれば少し手を加えたものを使えるとベストですね。
生活感のある場所を通らない動線
これは家の設計段階でよく考えておかないといけないことですが、キッチンや洗面など生活感のある場所へお客さんが通らなくて大丈夫な動線にするのも、来客の多い場合は重要となってきます。
例えば、トイレに行くたびにキッチンの中が丸見えになってしまうとなんだか落ち着かないですよね。
特に北川道路の家に多いですが、玄関からキッチンを通ってリビングという間取りの場合、間口の広さでなどで仕方がない場合もありますが、トイレに行くたびにキッチンの横を通るという間取りになりやすい傾向があります。
お客さんにとってもキッチンの中は見たい場所ではないので、気を遣ってしまいますよね。
そのため、できるだけキッチンが丸見えにならないように配慮しておくのがポイントになってきます。
このようにお客さんが多い家の場合、キッチンや洗面所など生活感が溢れる場所へお客さんが行かないような間取りにしておくのが重要なんですね。
まとめ
今回は、お客さんが多い家で気を付けておきたいことを3つご紹介しました。
お客さんがめったに来ないというお家だとそこまで気にする必要はありませんが、よくお友達や来客があるお家だと、この3つを意識するだけで家の印象はとても変わりますし、とても使いやすい家になります。
家の住み心地とおもてなしが両立した家になるんですね。
お客さんが多い方は、ぜひこの3つを取り入れてみてください(ㆁᴗㆁ✿)♪